2024年12月2日月曜日

核のごみ調査、住民に説明 NUMO、北海道・寿都で

 原子力発電環境整備機構(NUMO)は30日、北海道の寿都町と神恵内村が第2段階の「概要調査」に進めるとの文献調査報告書について、寿都町で住民向けの説明会を開き、町民49人が参加しました。
 同地区を含めて付近一帯は基本的に崩れやすい土質のため、核のゴミ埋設処分には適さないという指摘が学者から上がっているのはご承知の通りです。
11月16日)核のごみ文献調査、北海道寿都町の大部分「不適地」か 有識者ら指摘
  ほか
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核のごみ調査、住民に説明 NUMO、北海道・寿都で
                       共同通信 2024年11月30日
 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は30日、北海道の寿都町と神恵内村が2段階の「概要調査」に進めるとの文献調査報告書について、寿都町で住民向けの説明会を開き、町民49人が参加した。
 文献調査は20年11月に、全国で初めて寿都町と神恵内村で開始。

 説明会では町民から、概要調査に適さない地区がないとの結果に関して「調査に手を挙げる自治体が他にないため、概要調査への誘導ではないか」との質問が出た。担当者は「文献では情報が十分ではないため、実際に現地での調査で判断するのがいいという考え方だ」と説明した