九電は9日、玄海原発2号機の発電事業変更届け出書を世耕弘成経済産業相に提出し、同日付で廃炉としました。これで国内の商業用原発は40基に減少しました。
出力50万キロワット台のレベルでは、設備を補強をして再稼働しても採算が合わないという事情があります。
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九電、玄海原発2号機を廃炉に 商業用が40基に減少
共同通信 2019年4月9日
九州電力は9日、玄海原発2号機(佐賀県玄海町)の発電事業変更届け出書を世耕弘成経済産業相に提出し、同日付で廃炉とした。九電は玄海2号機の廃炉を今年2月に決めていた。廃炉の工程などを盛り込んだ「廃止措置計画」を原子力規制委員会に今後提出する。
経済産業省によると、これで国内の商業用原発は40基に減少した。九電は廃炉費用が約365億円に上り、廃炉作業に30年程度かかるとの見通しを示している。
玄海2号機は出力55万9千キロワットの加圧水型軽水炉。1981年3月に営業運転を始め、東日本大震災直前の定期検査後に運転を停止していた。