東電が、福島第1原発で昨年秋、社員を除く全作業員約5千人を対象に実施したアンケートで、4割が第1原発で働くことに「不安を感じている」と回答しました。
その理由は、「先の工事量が見えずいつまで働けるか分からない」が45%、「被ばくによる健康への影響」が40%、「安定的な収入が保証されない」が36%でした。
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福島第1、作業員4割が「不安」 工期見通せず、東電調査
共同通信 2019/3/30
東京電力が、廃炉作業が進む福島第1原発で昨年秋、社員を除く全作業員約5千人を対象に実施したアンケートで、4割が第1原発で働くことに「不安を感じている」と回答した。理由として、このうち45%が「先の工事量が見えないため、いつまで働けるか分からない」を挙げ、「被ばくによる健康への影響」が40%、「安定的な収入が保証されない」が36%と続いた。
アンケートは事故があった2011年以降、作業環境の改善を目的に毎年実施。今回は18年9月に行い、対象者の94%に当たる5031人から結果を回収した。年代別では、40代が最も多く29%で、10代も8人いた。