原子力規制委は3日、玄海原発3、4号機(運転中)のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)を設置する計画を許可しました。
設置期限は3号機は2022年8月、4号機は同年9月で、費用は合計で約2400億円とかなり高額です。
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佐賀の玄海原発にテロ対策施設 原子力規制委が設置を許可
共同通信 2019年4月3日
原子力規制委員会は3日の定例会合で、九州電力が玄海原発(佐賀県玄海町)の敷地内に3、4号機(運転中)のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)を設置する計画を許可した。設置期限があり、3号機は2022年8月、4号機は同年9月で、費用は合計で約2400億円の見込み。
特重施設は、原発に故意による航空機衝突といったテロ行為があった場合を想定し、遠隔操作で原子炉を冷却する機能などを備える必要がある。
特重施設は、11年3月の東京電力福島第1原発事故の後に策定された新規制基準で設置を義務付けられた。