2016年の鹿児島県知事選の際に、現知事の三反園訓氏と「脱原発」に関する政策合意を結んで立候補を見送った共産党の平良行雄氏(59)が県議に初当選しました。
三反園氏は、これまで平良氏の再三の面会要請に応じていません。平良氏は「議会で川内原発を廃炉にする意思があるか問いたい」と述べました。
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「知事に脱原発要求」初当選の鹿児島県議 16年に政策合意
西日本新聞 2019年04月09日
7日投開票された鹿児島県議選で、2016年の県知事選の際に現知事の三反園訓(みたぞのさとし)氏と「脱原発」に関する政策合意を結んで立候補を見送った共産党新人の平良行雄氏(59)が初当選した。知事就任後の三反園氏は、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の運転を事実上容認しており、平良氏は「政策合意をきちんと知事に守らせるよう全力を挙げて追及したい」と話している。
両氏は知事選告示前に、「原発を廃炉にする方向で取り組む」などとする政策合意を交わしていた。三反園氏は、平良氏の再三の面会要請に応じていない。平良氏は「議会で川内原発を廃炉にする意思があるか問いたい」と述べた。