2019年4月25日木曜日

25- 再稼働反対派は少数 柏崎市議選、刈羽村議選

 今回の地方選で選ばれた議員は任期中に柏崎刈羽原発67号機再稼働の是非の判断を迫られる可能性があります。
 同原発が立地する柏崎市議選(定数26)は原発の賛否を巡る構図は大きく変わらず、再稼働を認めない原発反対派の当選は6人にとどまりました。
 同じく立地地域の刈羽村議選(同12)は再稼働容認派が9人、反対派は3でした。
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再稼働反対派は少数 柏崎市議選、刈羽村議選
新潟日報 2019年4月22日
 新潟県内8市町村議選と佐渡市議補選では合計149人が当選した。東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市議選(定数26)は原発の賛否を巡る構図は大きく変わらず、再稼働を認めない原発反対派の当選は6人にとどまった。当選者の内訳は現職19人、元職1人、新人6人。党派別では公明2人、共産2人、無所属22人。
 同じく立地地域の刈羽村議選(同12)は再稼働容認派が9人、反対派は3人だった。内訳は現職11人、元職1人。党派別では共産1人、無所属11人。
 原子力規制委員会は同原発6、7号機が新規制基準に適合していると認めており、市村議選の当選者は任期中に再稼働の是非の判断を迫られる可能性がある
 
 41人が立候補した長岡市(同34)は現職29人、新人5人が当選。新発田市(同25)では、当選者は現職19人、新人5人、元職1人。加茂市(同18)は現職14人、新人4人だった。
 15人が立った田上町(同14)は、14番目の得票者が法定得票数を満たさず、当選が認められないため、現職10人、新人2人、元職1人が当選した。弥彦村(同10)は13人が立候補し、現職6人、新人4人が当選。12年ぶりの選挙戦となった粟島浦村(同7)は8人が立候補し、現職6人、新人1人だった。
 5人が立候補した佐渡市議補選(欠員4)では新人3人、元職1人が当選した。
 8市町村議選と佐渡市議補選の当選者計149人の党派別内訳は公明8人、共産10人、諸派1人、無所属130人。