稼働40年超の高浜原発1、2号機の再稼働を巡り、杉本達治・福井県知事は2日、関電が使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の県外候補地を提示することが再稼働の前提条件で今はまだ「議論の入り口に立っていない」と述べました。
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再稼働、福井知事は同意議論せず 関電に貯蔵施設の候補地求める
共同通信 2021/2/2
運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の再稼働を巡り、同県の杉本達治知事は2日「(同意の是非を巡る)議論の入り口に立っていない」と述べた。関電が使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の県外候補地を提示することが前提だと改めて主張。高浜町の野瀬豊町長と県庁で面談後、取材に答えた。
野瀬町長は1日、首長では全国で初めて40年超再稼働への同意を表明。今後、県議会と知事の判断が焦点となるが、杉本知事は、関電から提示に関する連絡はないと明かした上で、2月定例会で県議会に議論を促す考えはないと強調した。