原子力規制委員会は15日までに、青森県六ケ所村のMOX燃料工場の事業許可に対し市民団体が2010年7月に提出していた異議申し立てを棄却しました。
MOX燃料も含めて核燃サイクルは破綻しているのですが、停止する決定権を持たない規制委としては棄却するしかなかったものと思われます。それにしてもなぜこんなに遅くなったのでしょうか。
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MOX工場の異議「棄却」/規制委、10年の許可「違法性ない」
東奥日報 2021年2月16日
原子力規制委員会は15日までに、日本原燃・MOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料工場(青森県六ケ所村)の事業許可に対し市民団体が2010年7月に提出していた異議申し立てを棄却した。申し立ては「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」(代表・浅石紘爾弁護士)が行ったもので、11年の東京電力福島第1原発事故を経て新たに原子力規制を担うこととなった規制委が、提出から10年以上となる今年1月に結論を出した。
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