感謝メッセージ動画配信 福島民報

　福島民報社が県民から公募した「ふくしま復興大使」の国内外に対する感謝のメッセージを収録した動画が完成し動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信を開始しました。
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感謝メッセージ動画配信　ふくしま復興大使　紙面も国内外発送
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福島民報　2021/02/05
　福島民報社が県民から公募した「ふくしま復興大使」の国内外に対する感謝のメッセージを収録した動画が完成し四日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信を開始した。併せてメッセージを載せた特別紙面を、海外の三十四県人会と、福島県を除く四十六都道府県知事宛てに発送する。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から十年を迎えるに当たり、多くの人に復興大使の思いを届ける。
　動画と特別紙面は、復興庁の東日本大震災発災十年復興発信事業として福島民報社が制作した。いずれも英訳が付く。
　動画は約十分。震災・原発事故からの復興の歩みを振り返り、二〇一二（平成二十四）年から各地に派遣されている復興大使の活動を紹介。代表十人が古里の風景を背景に「震災以降、私たちは国内外のたくさんの人に支援していただいた。これからは自分が福島の発展に取り組むとともに、世界の災害などで困っている人を助けたい」などと感謝や決意を語っている。動画のＵＲＬは　https://youtu.be/bsHUNs8cBl0
　特別紙面は「全ての国へ　都道府県へ　ありがとう」と題し、本紙と同じ大きさの表裏二ページに復興大使五十人の言葉を掲載。ワールド県人会の満山喜郎会長（白河市大信出身、在英県人会ロンドンしゃくなげ会長）からのメッセージも載せた。
　一万部を印刷した。海外県人会や都道府県のほか、各国の在日大使館などにも届ける予定。新型コロナウイルスの影響などで郵送事情が厳しい地域には紙面のデータを送る。

　特別紙面の内容を紹介する特集を十日付の本紙に掲載する。