運転開始40年超の関西電力美浜原発3号機と高浜原発1、2号機の30キロ圏にある福井、岐阜、滋賀、京都の4府県19市町のうち、新型コロナウイルス禍の中で住民参加の避難訓練をしたのは約2割の4市町にとどまることが分かりました。
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コロナ禍で原発住民訓練2割に 福井の40年超30キロ圏
共同通信 2021/6/20
運転開始から40年を超えた関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)と高浜原発1、2号機(同県高浜町)の30キロ圏にある福井、岐阜、滋賀、京都の4府県19市町のうち、新型コロナウイルス禍の中での原子力災害を想定した住民参加の避難訓練をしたのは約2割の4市町にとどまることが20日、共同通信のアンケートで分かった。自治体に策定が義務付けられている原子力災害時の「避難計画」を、新型コロナ禍に伴い見直したのは約半数の10市町だった。
美浜3号機の再稼働が23日に迫る中、関係自治体が事故時の安全対策と感染対策の両立に苦慮する現状が浮き彫りとなった。