2021年6月9日水曜日

原発避難者の接種後回し 福島・白河、指摘受け改善

 福島県白河市、高齢者向けのコロナワクチン接種福島原発事故による避難者の予約を市民の後回しにしていました。避難者からの指摘を受けて市は対応を改めました。

 避難者を差別するとはとんでもないことです。
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原発避難者の接種後回し 福島・白河、指摘受け改善
                             共同通信 2021/6/8
 高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、福島県白河市が、東京電力福島第1原発事故による避難者の予約を市民の後回しにしていたことが8日、分かった。県は各自治体に対し、避難者を区別しないよう求めていた。市は避難者からの指摘を受け、対応を改めた。
 市の担当者は「ワクチン供給量が少なかった当初、市民と避難者の予約名簿を分けて市民を優先した」と説明している。
 福島県では原発周辺の自治体の住民らが、住民票を残したまま各地に避難している。住民票を置く自治体での接種が原則だが、避難者は「住所地外接種届出済証」を受けて、現在暮らしている自治体での接種も可能だ。