原子力規制委員会は2日、原子力災害対策指針の改正案を取りまとめ、原発事故時、原発の半径5キロ圏内の住民で優先して避難させる対象者に、妊娠・授乳中の女性や乳幼児の保護者らが例外なく含まれることを明記しました。
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原発事故時、妊婦も優先避難の対象…対策指針に明記へ
読売新聞 2021年6月2日
原子力規制委員会は2日、原子力災害対策指針の改正案を取りまとめた。改正案では、原子力発電所の事故時、原発の半径5キロ圏内の住民で優先して避難させる対象者に、妊娠・授乳中の女性や乳幼児の保護者らが例外なく含まれることを明記した。
現在の指針でも避難の対象者に該当するが、文言で誤解される恐れがあるための修正措置。改正案は7月にも正式決定する。