島根原発2号機の再稼働についてその賛否を住民投票で問おうと松江市の市民団体による街頭での署名活動が29日からスタートしました。市民団体では直接請求に必要な有権者の50分の1(約3300人)を大きく超える6万人の署名を目標に12月26日まで集めます。
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目標は6万人…島根原発2号機再稼働の賛否問う住民投票始まる(島根・松江市)
山陰中央テレビ 2021/11/29
島根原発2号機の再稼働についてその賛否を住民投票で問おうと松江市の市民団体による街頭での署名活動がきょうからスタートしました。
きょう、街頭での署名活動を始めたのは市民団体の「どうする島根原発?みんなで決める松江の会」で、島根原発2号機の再稼働について住民投票でその賛否を問うため新たな住民投票条例の制定を求めて市民の直接請求に必要な署名活動に入りました。
ただ、きょうは取材中の30分間で集まった署名は23人分とやや出足が鈍い感じも否めませんでした。
どうする島根原発?みんなで決める松江の会 安達進事務局長:「署名の数は少なかったかもしれないが、いろんな人に住民投票のことを理解してもらえたのでは」
市民団体では直接請求に必要な有権者の50分の1を大きく超える6万人の署名を目標に掲げていて、原発立地自治体の市民としてその声を市政に届けるべく年内いっぱい活動を続け年明けにも署名簿を提出する方針です。
島根原発2号機 市民団体が署名活動を開始 再稼働の是非について住民投票の実施を求める
日本海テレビ 2021/11/30
中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機。再稼働の判断に松江市民の意思を反映させてほしいと住民投票条例制定にむけ、市民団体による署名活動が始まった。
市民団体:「原発再稼働に向けた市条例の判断を求める署名活動を行っております。」
JR松江駅前で署名活動を行ったのは市民団体「どうする島根原発?みんなで決める松江の会」だ。松江市が下す島根原発2号機の再稼働の判断に広く市民の意向を反映させてほしいと住民投票条例の制定を目指してきょうから本格的に署名活動を始めた。松江市の場合、市長へ住民投票の条例制定を直接請求するためには有権者の50分の1となる約3300人分以上(10月18日時点)の署名が必要となる。団体ではそれを大きく上回る6万人分以上の署名を目指してい活動を開始した。
どうする島根原発?みんなで決める松江の会 安達進事務局長:「最初のスタートライン。こういう活動を地道にすこしずつ広げることで住民投票のこと署名のことこういうことを市民の間に広がっていくのではないか、というか広げていきたい。」
署名活動は来月の26日まで行われる予定で集められた署名は、1月4日に松江市長に提出される予定だ。