原子力規制委は、美浜原発3号機の高圧タービン周辺から蒸気が漏れて原子炉が停止したトラブルについて、22日に関西電力から聞き取りをします。
関西電力の報告書によると、キャップ内で高温の蒸気が1秒間に40メートルの速さで渦を巻き、内側から損傷し縦1センチ、横約8センチにわたり削られたことが原因で、最も薄い部分は約1ミリになっていました。
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関西電力、規制委員会から聞き取りへ 美浜3号機の蒸気漏れ、原子炉を手動停止 県は管理の甘さを指摘
FBC福井放送 2026/6/19
関西電力美浜原発3号機の高圧タービン周辺から蒸気が漏れて、原子炉が停止したトラブルについて、原子力規制委員会は週明けの22日に関西電力から聞き取りをします。
このトラブルは、5月8日に美浜原発3号機の高圧タービンを覆うカバー上部の金属製キャップに穴が開き、蒸気が漏れて原子炉を手動停止したものです。
蒸気による腐食で、金属キャップは縦1センチ横8センチの穴が空き、最も薄いところで厚さ1ミリまで減っていたということです。
関西電力は調査結果と対策をとりまとめ、19日に原子力規制員会に報告書を提出しました。
それによりますと、キャップ内で高温の蒸気が1秒間に40メートルの速さで渦を巻き、内側から損傷したとしています。
また見落とした原因について「キャップ内側の荒れを減肉の進行とは捉えず、クレーター状のみの進行を管理すれば問題ない」と判断していたということです。
このキャップは、運転開始から50年近く取り換えや補修をしていません。
今回のトラブルを踏まえ、関西電力は腐食しにくい金属製のキャップへの交換や、目視点検の記録を画像で保存するとしています。
なお原子力規制委員会は22日に公開会合を開き、関西電力から聞き取りをします。
県は管理の甘さを指摘し、将来に活用できる記録を残すことが必要としています。
タービン内部削れが原因 蒸気漏れの美浜原発 関西電
時事通信 2026/6/19
関西電力は19日、タービン周辺からの蒸気漏れで運転を停止している美浜原発3号機(福井県美浜町)について、蒸気でタービン内部が削られたことが原因とする調査結果を公表した。
原子力規制委員会と福井県に報告書を提出した。3号機は16日から定期検査に入っており、対策を施した上で10月中旬の営業運転再開を目指すという。
関電によると、タービンカバー上部のキャップ内面が高温高圧の蒸気で縦1センチ、横約8センチにわたり削られたことが原因。最も薄い部分は約1ミリになっていた。
これまでの定期検査では、タービン内部に薄くなっている部分があると分かっていたが、厚みを適切に把握できなかったという。