2016年8月9日火曜日

09- 反原発 街頭行動200回超 千葉

 東電福島原発事故の発生を機に、2012年9月にスタートさせた「原発ゼロ」を訴え街頭活動が、7月22日で200回目を迎えました。
 有志でつくる「つながろう福島! チバでも実行委員会」が、10数人で毎週金曜夜、JR千葉駅前で行ってきたものです。
 実行委の一人は「ゼロ達成まで続けていきたい」と話しています
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千葉駅前で「原発ゼロ」訴え 市民グループの街頭活動200回超
東京新聞 2016年8月8日
 東京電力福島第一原発事故の発生以来、JR千葉駅前で毎週金曜夜、「原発ゼロ」を訴えてきた市民グループの街頭活動が二百回目を超えた。
 アピールを続けてきたのは有志でつくる「つながろう福島! チバでも実行委員会」。首相官邸前のデモなどの盛り上がりを受け、県内でも広げようと二〇一二年九月にスタート。十数人で毎週、同駅東口のクリスタルドーム前に立ち続けてきた。休んだ日は数えるほどという。
 
 節目となる二百回目は先月二十二日。普段より一時間長い午後五~七時の二時間行った。原発事故の避難者や、避難者の集団訴訟を支援する会の関係者らがマイクを握って現状を訴えた。福島県飯舘村の写真展示などもあった。
 その後も毎週開き、五日で二百二回目となった。福島県出身で、 (内田淳二)

2016年8月8日月曜日

08- 泊原発 2次冷却水の放射能含有 北電が誤った説明

 これまで加圧水型の原発、原子炉内の超高温の液体(=1次冷却水)を蒸気発生器に通して約270℃(タービン入口)・55~60気圧ほどの過熱蒸気に変えて発電用タービンを回すので、2次系(蒸気発生器以降)には放射能は全く含まれないと説明されてきました。
 北電、今年4月から泊原発の周辺自治体で行っている安全対策の説明会で「原発の2次冷却水に放射性物質は含まれない」と説明してきました。しかし実際には1次冷却水に含まれる放射性トリチウム金属配管を透過して2次冷却水に僅かに漏出するので微量の放射能が含まれます
 
 北海道新聞がそれを指摘したところ北電はホームページ上の説明を修正しました。
 北電は4月から8年ぶりに周辺自治体への説明会を再開し、既に61回の説明を行っています。北電は「放射性物質が一切含まれないという誤解を招きかねない表現だった」と述べていますが、説明会のやり直しは行わないとしています。
 地元の首長たちからは「信頼が揺らぐ」という声も上がっています。 
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北電が泊原発資料修正 地元首長「信頼揺らぐ」と批判の声
北海道新聞 2016年8月6日
 北海道電力が4月から後志管内で行っている泊原発(後志管内泊村)に関する地域説明会で「原発の2次冷却水には放射性物質が一切含まれない」と事実と異なる説明をしていたことが分かり、北電は5日から説明会の資料や説明内容の修正を始めた。後志管内の首長からは「説明の信頼が揺らぐ」との批判の声が出ている。
 北電によると、地域説明会の資料に、泊原発が採用する加圧水型軽水炉について「タービンを回すために使う2次冷却水や蒸気に放射性物質を含みません」などと記載し、口頭でも同様の説明をしていた。
 
 しかし、1次冷却水に含まれるトリチウムは金属配管を透過して、2次冷却水に漏れ出している。北海道新聞が「事実と違う」と指摘したところ、内容の修正を決めた。北電は「資料は沸騰水型原発との構造の違いの説明を主眼にしたもの。故意に誤った説明をした訳ではないが、誤解を招く表現なので修正した」としている。
 北電は5日夜の留寿都村での説明会では「(2次冷却水には)蒸気発生器の伝熱管を透過したトリチウムが含まれている」と説明を変え、修正した資料を配った。誤った内容による説明会は18市町村で計61回行われたが、「説明会のやり直しはしない」という。
 
 これに対し、泊村の牧野浩臣村長は「当初の説明内容が軽率だった。説明会をやり直す必要はないが、機会を見て住民への説明責任をしっかり果たしてほしい」と指摘。仁木町の佐藤聖一郎町長は「(トリチウムが)入っていないと説明したのに、入っていたとなると不信感が募るだけ。北電は悪いことも含め事実をしっかり伝えてほしい」と話している。

2016年8月7日日曜日

8月9日(火)に例会を行います

 下記により「原発をなくす湯沢の会」の8月の例会を行います。
 今年度から例会は毎月第2火曜日に変更になりました
 どうぞお出でください。
 
   と き  8月9日(火) 19:00~21:00 
   ところ  湯沢公民館 1階 研修室1 
         (詳細は事務室前の表示板をご覧ください)
 
学習会のテキストは「原発と戦争を推し進める愚かな国、日本」 小出裕章(毎日新聞社)¥1400(税別)です。
今回はテキスト 第3章の後半 が学習範囲です。
 
会員外の方でも ご関心・ご興味がありましたら、どうぞお出でください。

原水禁国際会議で 日本の再処理システムに批判が相次ぐ

 原水禁世界大会国際会議5日、米核監視団体トム・クレメンツ代表から「日本は約48トンのプルトニウムの使い道がない。再処理工場を稼働して蓄積を増やすべきではない。高速増殖炉もやめるべきだ」と指摘されるなど、日本の使用済核燃料の再処理について専門家からの批判が相次ぎました。
 再処理によってプルトニウムは消費されずに増産される一方なので極めて当然な批判です。
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「再処理が核拡散に」広島の原水禁国際会議で議論
東京新聞  2016年8月5日
 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の世界大会国際会議が5日、広島市で開かれた。原発の使用済み核燃料を再処理し、核兵器に転用可能なプルトニウムを使う日本の政策は、韓国や中国との再処理競争を招き、北東アジアを不安定な状況にしかねないとの意見が専門家から相次いだ。
 
 米核監視団体サバンナリバー・サイト・ウオッチのトム・クレメンツ代表は「日本は約48トンのプルトニウムの使い道がなく、再処理工場を稼働して蓄積を増やすべきではない。(プルトニウムを燃料に使う)高速増殖炉もやめるべきだ」と指摘。(共同)

07- 今村復興相 東電株を8千株保有

今村復興相、東電株を8千株保有 支障「考えていない」
東京新聞 2016年8月5日
 今村雅弘復興相は5日の記者会見で、東京電力の株を現在8千株保有していることを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の対応に当たる閣僚として影響や支障があると考えるかという質問には「一切、そういうことは考えていない」と否定した。
 
 今村氏は「ずっと前から持っている。原発事故後に新たな売買はしていない」と説明。今後の扱いについて「当分の間、塩漬けだ」と語った。
 
 昨年5月に公開された衆院議員の資産報告書によると、今村氏(比例九州)は東京電力株を8千株、九州電力株を4千株保有。ほかに一般企業など十数社の株を持っていた。(共同)

2016年8月6日土曜日

「なくそテ原発2016柏崎大集会」のご案内

 まだ少し先ですが、9月3日に柏崎市でなくそテ 原発2016柏崎大集会」が開かれますのでご案内します。
 以前には「なくそテ 原発 2016 人間の鎖」として、人間の鎖で柏崎刈羽原発を包囲する計画を立てましたが、事情があって今回は「大集会」に変更しました。
 
 大会実行委員会が作成した「ビラ」を別途掲示します。
 柏崎大集会ビラでは 次のように呼びかけています。
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 福島原発事故の当事者である東京電力の柏崎刈羽原発。
 世界一の総出のこの原発の地点集会を開き原発再稼働反対・廃炉の世論の強さをアピールします。
 川内原発から高浜、伊方へと進む再稼働の流れをストップさせる大きな運動のエポックであり、その後の全国的な運動の発展へ向けたスタートとします。
 ぜひ集会に御参加を。
 集 会 概 要 
 
   時  2016年9月3日(土)
         13時~15時40分 後パし-ド
     柏崎市文化会館アルフォー
        JR柏崎駅より|徒歩約7分 柏崎I.Cより車で約10分
 
    講演   原発立地県からの発信 脱原発8つの理由
                 講師 静岡県湖西市 三上  市長
    アトラクション    制服向上委員会
主催なくそテ原発2016柏崎大集会実行委員会
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 「原発をなくす湯沢の会」でも、当日はマイクロバスを仕立てて参加します(詳細は下記)ので、どうぞ沢山のご参加をお願いします。
 
            集合場所     湯沢町公民館前
            集合時間     9:30
            参加費        1,000円
                    参加申込先   南雲敏夫 090-2674-9414
 
大集会ビラを掲示します。 
 
 ビラ(PDF版)をご覧になる場合は、下のタイトルをクリックしてください。
  画面の下側に選択肢:「ファイルを開く」・「保存」が表示されるので、「ファイルを開く」を選択すると表示されます。

 Google Chrome の場合は左下にタイトル(「○○.pdf」)が表示されるので、それをクリックすると開きます。
 
 画面の過大・過小に対しては、PDF画面上段の中央付近にある倍率(%表示)を調整して下さい。

新潟知事選に長岡市長出馬へ 原発前向き派が支援

 秋の新潟県知事選に4選を目指して立候補する泉田知事に対抗して、森民夫・長岡市長立候補する意向を固めました。柏崎刈羽原発再稼働に前向きな勢力が森氏を支援していると言われています
 泉田知事は別に脱原発派を標ぼうしてはいませんが、事実上、柏崎刈羽原発再稼働を一貫して阻止して来ました。
 秋の知事選は、再稼働阻止派と推進派の争いになります。
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新潟知事選に長岡市長出馬へ 原発前向き派支援
読売新聞 2016年08月05日
 9月29日告示・10月16日投開票の新潟県知事選に向けて、全国市長会長の森民夫・長岡市長(67)は立候補する意向を固めた。
 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に前向きな一部の県議から支援を受ける。
 原発再稼働に慎重な泉田裕彦知事(53)が4選を目指して出馬表明しており、知事選では、原発政策をめぐるスタンスの違いが対立構図に影響する可能性がある。
 森氏は旧建設省を経て、1999年の長岡市長選に無所属で初当選。現在、5期目。2009年から全国市長会長を務めている。