2021年4月25日日曜日

再生エネと原子力で50%超 経産省、30年度電源構成

 経産省が30年度の電源構成目標で、再生可能エネルギーと原子力の合計を50%超とすることが24日、分かりました。

 再生エネ比率を現行目標の20%台から30%以上に増やし、原子力は20%程度の目標を据え置くということです。
 原発の比率20%は原発約30基の稼働に相当しますが、原発は熱効率が低いため海水温を上昇させるので、これでは地球温暖化の防止にはなりません。
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再生エネと原子力で50%超 経産省、30年度電源構成
                             共同通信 2021/4/24
 経済産業省が2030年度の電源構成目標で、二酸化炭素(CO2)を排出しない再生可能エネルギーと原子力の合計を50%超とすることが24日、分かった。再生エネ比率を現行目標の20%台から30%以上に増やし原子力は20%程度の目標を据え置く見通し。再生エネをどの程度上積みし、CO2を出す火力発電の割合を減らせるかが焦点となる。
 経産省は30年度の電源構成を見直し、今夏に正式決定する方向だ。
 菅義偉首相が掲げる、30年度の温室効果ガス排出量を46%減(13年度比)の達成には、火力発電の比率を下げることが不可欠となる。