中国外務省の趙立堅副報道局長は15日の記者会見で、福島第1原発の「処理水」について「日本の政治家が安全を証明したいのなら、自身で飲用や料理、洗濯に使ってみては」と痛烈に皮肉りました。
中国商務省の高峰報道官も15日の記者会見で、日本産食品の新たな輸入制限につながる可能性を示唆しました。
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「原発の処理水で料理や洗濯を」 中国、対日非難強める
共同通信 2021/4/15
【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は15日の記者会見で、東京電力福島第1原発の処理水について「日本の政治家が安全を証明したいのなら、自身で飲用や料理、洗濯に使ってみては」と述べた。中国は日本の海洋放出の方針決定に対する非難を強めている。
趙氏は、中韓両政府が14日に開いた海洋協力に関する会議で、日本への「深刻な懸念と強烈な不満」を共有したと強調。国際原子力機関(IAEA)の関与や中韓など関係国の検証を受け入れるよう日本側に求めた。
中国商務省の高峰報道官も15日の記者会見で、日本産食品の新たな輸入制限につながる可能性を示唆した。