2019年4月17日水曜日

国内初の廃炉専業会社を検討 原電

 原発専業の日本原子力発電原電が国内初の廃炉専業会社の設立を検討しています。原電は米国の廃炉専業大手、エナジーソリューションズと提携関係にあり、新会社は出資受け入れも想定していて、今年中に最終判断をするということです
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国内初の廃炉専業会社を検討 原電、米社出資も想定
共同通信 2019年4月16日
 原発専業の卸電力会社、日本原子力発電(東京)が国内初の廃炉専業会社の設立を検討していることが16日、分かった。原電は米国の廃炉専業大手、エナジーソリューションズと提携関係にあり、新会社は出資受け入れも想定している。今年中に最終判断をする。
 
 原電は東京電力福島第1原発事故前から始めた廃炉作業の経験を生かし、東電など大手電力に安全な手順や費用の低減を提案する「廃炉支援」で収益を得る。大量の原発が廃炉を控えており、原発メーカーや建設会社を巻き込んだ廃炉事業の動きが活発化する。
 
 大手電力や原電は原発の新規制基準導入後、福島第1を除き、7原発11基の廃炉を決めた。