2019年4月7日日曜日

07- 東電が 福島原発視察者ガイドブックを作成

福島原発、視察者ガイドブック ポケットサイズ、英語版も
共同通信 2019年4月5日
 東京電力は、廃炉作業が続く福島第1原発の視察者向けにポケットサイズのガイドブックを作成し、3月末に現地で配布を始めた。原発構内の地図や、約10カ所で測定した2019年1月時点の空間放射線量を記載。視察者は自治体関係者や研究者が多く、全体の約1割を外国人が占めるため、日本語版に加え、英語版も作成した。
 
 視察は、1~4号機の建屋周辺や、汚染水などを保管するタンクエリアをバスで移動する。事故発生の11年3月から1年間は約千人だった視察者は、18年度は約1万9千人に増加。現在は地元住民の受け入れも進めている。被ばく量は、平均で10マイクロシーベルト程度だ。