「原発をなくす湯沢の会会報 NO.34」が7月14日付で発行されました。そのテキスト版を掲示します。今回は2025年度総会で採択された「2025年度 活動方針と計画」も一緒に紹介します。
・同会報のPDF版は下記のURLをクリックすると開きます。
https://drive.google.com/file/d/1stZ35ROLT_3SEWNyh0OXG8fyz2vQ9V_I/view?usp=sharing
以下に,会報のテキスト版と「2025年度 活動方針と計画」を紹介します。
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原発をなくす湯沢の会会報 NO34 2025.7.14 |
厳しい暑さが続きますが、体調管理に気を付け元気で乗り切りましょう。
さて、原発問題は国政上の課題であるため、当然のことですが、いま行われている参議院議員選挙で原発推進議員を減らすことは、極めて重要なこととなります。当会でもそのことについては度々触れてきましたがどうか会員の皆さんのご賢察をお願いいたします。
■「原発県民投票条例案」は県議会で否決に!
報告が遅くなりましたが、「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票により決めよう」と
の願いを込めて提出された標記条例案は、県議会で審議後、4月18日に採決され賛成
16、反対36で否決されてしまいました。
昨年来取り組んできた約15万筆の署名に背を向ける残念な結果です。県議会最大会派の
自民党議員が全員反対するなど、議会内のこの壁を打ち破れなかったものです。
■原発再稼働問題に県民の声が反映されるよう監視する運動を続けます
県民投票は実施できませんでしたが、再稼働について県民の声がどのように反映されるの
か、特に花角知事が県民の意思をどのように把握し、どのような形で「信を問う」のか今
後も監視していくことが重要であることから、署名運動を進めてきた組織は「柏崎刈羽原
発の再稼働を考える会・湯沢」(仮称)に名称変更し、引き続き運動していくことになり
ました。全県の組織も同じ方向です。今後も当会会員のご協力をお願いします。
■2025年度総会についての報告
4月27日開催された総会では、上述の県民投票条例案の結果報告が行われたほか、新年
度の活動方針が審議され決まりました。「活動方針と計画」を次頁に掲載しておきます。
2025年度会費納入のお願い |
■なくそテ際発2025柏崎大集会について
開催日や出演者が決まりました。
・開催日 9月21日(日)12:OO~ ・会場 柏崎市文化会館アルフォーレ
・出演者「おしどりマコ&ケン」…去年湯沢にも来たことのある芸人・記者です。
「弁護士水内基成」・‥県民投票運動と再稼働問題の今後について講演します。
・湯沢からの出発時間など詳細は後日お知らせします。
(会報発行責任者 原発をなくす湯沢の会事務局 南雲敏夫 TEL090-2674-9414)
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<議事1>
2025年度 活動方針と計画
原発回帰・推進への大転換を決定した岸田政権の後を受けた石破政権は、第7次エネルギー基本計画で「原子力の依存度を可能な限り低減する」という文言を削除し、原子力の「最大限活用」を書き込み、今年2月に閣議決定しました。これは、国民の願いとはかけ離れたもので到底許されるものではありません。
新潟県では、柏崎刈羽原発再稼働の「県民投票条例案」が否決され、6号機と7号機の再稼働が予断を許さない状況のなか、今後花角県知事の言動と判断が大変重要になってくると思われます。県民投票運動で蓄積された様々な成果を生かした新たな運動が必要です。
私たちは、こうした新たな情勢と県民署名運動で新しく広がった成果を踏まえ、2025年度も会の原点である3点を柱とした運動を推進し、柏崎刈羽原発の再稼働を阻止するため全力を尽くすこととします。
1 柏崎刈羽原発の再稼働に関し、政府・東電は様々な方策をとってくると思われますが、
これを許さないため、町民、県民の中に「再稼働反対」の声を高めていくことを重視します。
また、県議会や県知事への要請などの活動を行います。
2 「なくそテ原発2025柏崎大集会」は、9月21日に柏崎で開催することが決まっていま
すので積極的に参加します。
3 定例学習会は、継続して毎月第2火曜日19:00~21:00 町公民館研修室で実施します。
4 その他
・3.11スタンディングの実施や原発関連の講演会等にもできるだけ参加します。
・新規会員を増やすことと会費納入率の向上を工夫しながら図ります。
・会のブログヘの自らのアクセスと折に触れRRを図ります。
・新潟地裁で審理されている「柏崎刈羽原発運転差止め訴訟」を支援します。