2025年7月14日月曜日

大間原発「時間かけて審査」 世界初のフルMOX炉 山中規制委員長

 山中伸介 規制委員長は10日、審査中の電源開発大間原発(青森県大間町)を視察しました。

 同原発は燃料体の全数をウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料にするという「世界初のケース」なので、慎重に時間をかけて審査することになります。
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大間原発「時間かけて審査」 世界初のフルMOX炉 山中規制委員長
                            時事通信 2025/7/10
 原子力規制委員会の山中伸介委員長は10日、審査中の電源開発大間原発(青森県大間町)を視察した。
 同原発は全炉心でウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使う計画で、山中委員長は「世界でも類を見ないことだ。この点は慎重に時間をかけて審査することになる」と述べた。
 使用済み燃料を再処理したMOX燃料を炉心の一部で利用することは国内の原発でも行われているが、全炉心で使う「フルMOX」は商業炉では世界初。電源開発は2014年に審査を申請し、30年度の運転開始を目指している。