2020年10月19日月曜日

19- 「核のごみは危険」 受け入れ反対 札幌で集会

  北海道の寿都町と神恵内村で、核のゴミの最終処分場選定に向けての文献調査が始まる見通しとなったことを受けて、原発の再稼働反対と脱原発を訴える「STOP再稼働 さようなら原発北海道集会」が18日、札幌市で開かれ約400人が参加ました。

 集会では「核のごみを地下に埋めるのは非常に危険」、「一度国から多額の交付金を受け取ると、最終段階まで進むしかなくなる」などの懸念されました。
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「核のごみは危険」 受け入れ反対 札幌で集会
                           北海道新聞 2020/10/18
 北海道電力泊原発(後志管内泊村)をはじめとする原発の再稼働反対と脱原発を訴える「STOP再稼働! さようなら原発北海道集会」が18日、札幌市中央区の大通公園で開かれた。原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、後志管内寿都町と神恵内村での文献調査が始まる見通しとなったことを受け、見直しを求める声が上がった。
 北海道平和運動フォーラムなどによる実行委の主催。この日は約400人が参加。北大の小野有五名誉教授(自然地理学)は「地震発生の場所などを予知できない今、核のごみを地下に埋めるのは非常に危険だ」と強調。北海道生活協同組合連合会の麻田信二会長理事は「一度国から多額の交付金を受け取ると、最終段階まで進むしかなくなる」と懸念を示した。