関西電力は19日、大飯原発3号機で配管に傷が見つかった問題で、現在実施している定期検査中に配管を交換すると明らかにしました。これにより停止は長期化する見通しで、大飯4号機が定期検査に入る11月3日以降は関西電力で稼働中の原発がゼロになります。
当初傷の部分を除いた菅厚が必要な肉厚を満たしている云々の説明がありましたが、傷が生じるとその部分に応力集中が起きるので、単純な菅厚計算から求めることは出来ません。交換は当然の処置です。
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大飯3号機、運転停止長期化へ 関西電力、損傷配管交換
共同通信 2020/10/19
関西電力は19日、大飯原発3号機(福井県)で配管に傷が見つかった問題で、現在実施している定期検査中に配管を交換すると明らかにした。当初はこのまま運転再開し、次回の定期検査で交換するとしていた。今月下旬に配管の切断を始める。運転再開時期は「未定」としており、停止は長期化する見通し。
関電の原発は7基中4基が再稼働しているが、大飯3号機を含む3基は停止中で、大飯4号機が定期検査に入る11月3日以降は稼働中の原発がゼロになる。
配管交換は19日の原子力規制委員会の会合で表明した。傷は蒸気発生器周辺で分岐する配管の溶接部で見つかった。