2020年10月28日水曜日

自民幹部が「原発新設の検討も重要」と(TBS)

  首相の所信表明演説で2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と表明したことに関連して、世耕弘成自民参院幹事長は、「政府の方針にはなっていないが、もっと新しい技術を取り入れた原発の新設といったことも検討を進めていくことが重要ではないか」と語りました。

 地球の温暖化防止を口実に原発の稼働を進めようとするのは間違いで、原発は同じ発電量当たり火力の15倍ほども海水を暖めます。
 そもそも地球環境の維持を口実に、一旦過酷事故を起こせば回復が出来ないほど一帯を放射能で汚染する原発を稼働させるのはあり得ないことです。
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脱炭素社会の実現へ 自民幹部「原発新設の検討も重要」
                            TBS 2020年10月27日
 2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする政府方針をめぐり、自民党の世耕参議院幹事長は、実現に向け原発の再稼働に加え、「新設の検討も重要だ」との考えを示しました。
 原発をめぐっては26日、菅総理が所信表明演説で、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と表明し、その実現に向け、安全最優先で原子力政策を進める考えを示しています。
 こうしたなか、経済産業大臣も務めた自民党の世耕参院幹事長は27日、目標の実現には原発の再稼働に加え、新設を検討する必要があるとの考えを示しました。
 政府の方針にはなっていませんが、もっと新しい技術を取り入れた原発の新設といったことも検討を進めていくことが重要ではないかと思います」(自民党 世耕弘成 参院幹事長)
 世耕氏は脱炭素社会に向け、水素の利活用などの技術を確立することが重要だとしたうえで、現実問題としては原発が必要だと主張しています。