2021年9月24日金曜日

柏崎市長が東電報告書を批判

 柏崎市の桜井雅浩市長は23日、東電が前日提出した報告書について「表面上の原因分析はあるが、いまなお3万人超が避難生活を余儀なくされている事故を起こした原発の運営に関わっているんだという認識が不足しているのでは」と指摘しました。

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柏崎市長が東電報告書を批判 「表面上で気持ち見えず」
                            共同通信 2021/9/23
 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の核物質防護不備問題で東電が原子力規制委員会に提出した報告書に関し、同県柏崎市の桜井雅浩市長は23日、「表面上の原因分析はあるが、根底にある部分を表現しているものはない。気持ちが見えない」と批判した。東電が22日に報告書を提出したことを受け、市内で報道陣の取材に応じた。
 桜井氏は2011年の福島第1原発事故でなお3万人超が避難生活を余儀なくされていることに触れ、「その原因となった原子力発電所の運営に関わっているんだという認識がいまだ、足りないのではないか」と指摘した。