洋上風力発電の導入が検討されている新潟県の村上市と胎内市の海について、国はより具体的に検討を進めるべき「有望な区域」に選定しました。
新潟県は令和元年から村上市と胎内市の海に洋上風力発電の導入を目指していて、本格的に事業が進められる『促進区域』となるために地元自治体や漁業関係者などと検討を重ねてきました。村上市から胎内市に及ぶ幅18キロ…海岸からは約5、6キロのエリアで風車の設置などが本格的に協議されることになります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
洋上風力発電の導入へ 国が村上市と胎内市の海を『有望な区域』に選定
TeNYテレビ新潟 2021/09/14
海上の風力発電・洋上風力発電の導入が検討されている新潟県の村上市と胎内市の海について、国はより具体的に検討を進めるべき「有望な区域」に選定しました。
新潟県は新たな電力事業として令和元年から村上市と胎内市の海に洋上風力発電の導入を目指していて、本格的に事業が進められる『促進区域』となるために地元自治体や漁業関係者などと検討を重ねてきました。
こうした中、県は9月13日、村上市と胎内市の海が国から『促進区域』の候補となる『有望な区域』に選定されたことを発表しました。
新潟県内で洋上風力発電の『有望な区域』が選定されるのは初めてです。村上市から胎内市に及ぶ幅18キロ…海岸からは約5.6キロのエリアで風車の設置などが本格的に協議されることになります。
【新潟県新エネルギー資源開発室 覚張昌一室長】
「特にサケの生態について影響を及ぼすことがないかというご心配の声が寄せられているところではあります。それら心配される点につきまして、国や地元自治体、漁業関係者と専門家のご意見をお聞きしながら丁寧に検討を進めていきたいと考えております。」
協議にはこれまでの県、地元自治体、漁業関係者などに加えて、今後は国も参加することになり、“促進区域の指定”に向けて、より具体的に話し合いが行われるということです。