2023年6月5日月曜日

05- 「原発をなくす湯沢の会」2023年度定期総会 報告

 23年度総会が開かれ、22年度の活動報告及び23年度活動計画等について、議案書のとおり採択されました。
 以下にその概要を報告します。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
原発をなくす湯沢の会2023年度定期総会及びDVD線量計が鴫る」視聴会

  と き  2023年6月4日(日)13:30~16:10
  ところ  湯沢町公民館 会議室1、2

 総   第 
   1 開会
   2 世話人代表のあいさつ
   3 定期総会 議事(議長 笛木 壌さん
     報告1- 2022年度活動報告
     報告-2 会計決算報告
     議事1 原発をなくす湯沢の会2023年度活動計画について
     議事2 原発をなくす湯沢の会2023年度会計予算について
     議事3 役員について
   DVD視聴会
       朗読劇 「線量計が鳴る 脚本・出演 中村敦夫
         上映時間 1時間44分
  5 閉会

 報告と議事
  <報告1- 1
           2022年度活動報告
    2022年度の総会で確認された活動計画に基づき、以下の活動を行いました。
      「なくそテ原発2022講演会in湯沢」の実施
   「なくぞテ原発柏崎大集会」を今回も中止し、本間保氏の講演DVD私たちは安
   全に避難できるのか」の上映会を県内各地で開催しました。湯沢では11月19
   13:30から公民館で開催、13人参加。全県で11か所開催、344人の参加者で
   た。
    なお、湯沢で行った視聴後の交流会では、「柏崎原発を人間の鎖で包囲すること
   をぜひやりたい」など貴重な意見が寄せられました。
  2 フクシマ原発被災地ツアーは、コロナのため昨年度に続き中止しました。
  3 講演会「湯沢町毛渡沢での小水力発電について」の開催
     定期総会に合わせ6月5日、企業者である林敏幸さんから講演していただきま
    した。
     15人出席。発電所が稼働したら、林さんの案内で現地見学を行う予定です
  4 定例学習会の実施
     毎月第2火曜日実施。一年間の延べ参加巻数は70人(前年度67人)でした。
     学習テキスト 12冊目「東電原発事故10年で明らかになったこと」添田孝史著
     … 2022年1月から2023年3月。
     テキストによる学習のほか、話題になった事案などもそのつど取り上げて議論
    し深めてきました。
  5 その他
          4月24 小出裕章氏講演会「原子力発電は安全か?」南魚沼市民会館
      湯沢からマイクロバスで12人参加
      5月29投票で行われた新潟県知事選挙では、原発再稼働反対の知事誕生は
      ならず、花角知事が再選されました。また、7月10投票の参議院選挙で
      は、新潟県で森裕子氏の再選がならず、全国的にも原発推進派が伸張し、残
      念な結果でした。
     ③ 福島原発事故から12年「3.11なくぞテ原発 メモリアル・スタンディング」
       の実施。
       今回で3回目、去年と同じくのぐちSC前で実施しました。参加者8人。
     ④ 3月19 「原発をとめた裁判長」上映会 南魚沼市民会館 湯沢から13人
      参加。
      「原発をなくす湯沢の会」のブログヘの2022年度のアクセス数は、22,814
      件、1年間の掲載記事数が1,127件でした。
       ブログの編集・発信を長年担当していただいているS・Yさんの都合によ
      り、この4月から、記事の更新目(発信日)が、原則月、水、土曜の週3
      回となりました。

  <報告1-2
           2022年度会計収支決算書
             (記載省略)

  <議事1>
           2023年度 活動方針と計画
   岸田内閣が昨年原発回帰を打ち出したと思った、今国会でその具体的な方策となる
  「GX脱炭素電源法」があっという間に成立してしまいました(5月31日)。原
  発の開発・建設を進め、運転期間の延長を認め、「規制の独立性」も崩してしまう
  など、国民の願いとは全くかけ離れた中身となっており、許されるものではありま
  せん。
   新潟県で進めてきた「原発事故を巡る三つの検証」は、最終段階の大事な時期に、
  検証総括委員会を消滅させてしまいました。県自身が取りまとめるのでは、調査委員
  会を立ち上げ、長年やってきたことの意味がなくなってしまいます。花角知事がこ
  れからどういう方法で県民に信を問うのかは分かりませんが、基本的な方向性は見
  えてきています。
   私たちは、2023年度も会の原点である3点を柱とした運動を推進することとし
  ますが、特に、柏崎刈羽原発の再稼働を巡る動きが正念場を迎えるなか、私たちの運
  動も大きく発展させていく必要があります。

 [参考] 原点である3点とは下記のとおりです
  ①「原発ゼロの日本」をめざし、柏崎刈羽原発の廃炉に向けた運動を行います。
  ② 原発についての学習を深め、その中身をできる限り多くの人に伝えます。
  ③ 運動の趣旨に賛同する人を増やします。

              ~~~主な活動計画~~~
  1 「なくそテ原発2023柏崎大集会」の実施と参加
    4年ぶりの大集会を柏崎で開催することが決まっています。9月24日(日)
   メイン講師は、小出裕章(元京大原子炉実験所助教)さんです。湯沢の会も取り組む
   こととします。
  2 柏崎刈羽原発再稼働の動きに注目し、場合によっては「再稼働反対」を全町民に
   向けアビールすることや、行政や町議会等への働きかけを行います。
  3 定例学習会の継続
    今まで通り毎月第2火曜19:00~21:00 湯沢町公民館研修室で実施します。
    現在の学習テキスト(13冊目)「どうする柏崎刈羽原発」 にいがた自治体研
   究所編集
  4 その他
    ・フクシマ原発被災地ツアーは、状況を見ながら検討します。
    ・新規会員を増やすことと会費納入率の向上を工夫しながら図ります。
    ・会のブログヘの自らのアクセスと折に触れRRを図ります。
    ・新潟地裁で審理されている「柏崎刈羽原発運転差止め訴訟」を支援します。

  <議事
           202年度会計収支予算書
             (記載省略)

  <議事
           2023・2024年度役員
             (記載省略)

                                以 上