2023年6月7日水曜日

07- 「海洋放出用海底トンネル」注水完了 福島第1原発

  東電は6日、福島第1原発からの汚染水の海洋放出に使う海底トンネルを海水で満たす作業を終えました。満水の作業は5日午後3時半から6日午前5時ごろに掛けて行われ、海底トンネル約6000トンの海水で満水になりました。

 工事の方だけは着々と進み、政府は夏ごろまでの放出開始を目指していますが…
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「海底トンネル」注水完了 東京電力、福島第1原発・海洋放出
                             福島民友 2023/6/7
 東京電力は6日、福島第1原発からの処理水海洋放出に使う海底トンネルを海水で満たす作業を終えたと発表した。
 海水はトンネルの起点となる陸側の下流水槽と、放出口のある海側の2カ所から注入された。5日午後3時半ごろから作業を始め、6日午前5時ごろに長さ約1キロのトンネルが約6000トンの海水で満水になった。
 東電は今後、トンネルを掘り進めていたシールドマシンを撤去し、海洋放出の設備工事を今月末までに完了させる考えだ。政府は夏ごろまでの放出開始を目指している。

関係写真
https://news.yahoo.co.jp/articles/6945055ce1a4e7e50eda8f51bd232d0d8e27d362/images/000 


「処理水放出トンネル」に海水注入始まる 6月末までに工事完了へ 福島第一原発
                          テレビユー福島 2023/6/6
東京電力は、処理水を放出する海底トンネルに、海水を入れる作業を5日から始めました。
政府と東京電力は、福島第一原発の処理水について、安全な基準に薄めたうえで、今年夏ごろまでに海底トンネルを通じて海へ放出する計画です。
トンネルは、原子力規制委員会による使用前の検査が終わっていて、東電は、5日午後からトンネルに海水を入れる作業を始めました。
海水を入れるのは終盤の作業で、このあとトンネルを掘った「シールドマシン」を海上に引き上げる作業などが残っています。東電は、海洋放出に関わる設備の工事を6月末までに終える見通しです。