2023年6月17日土曜日

世界一危険な浜岡廃炉に 原発なくす静岡の会宣伝

 浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会は11日、静岡市葵区で月例のイレンアクション宣伝をしました。林克代表らは、原発推進等5法は運転期間を60年、70年超さえ可能とする仕組みで、南海トラフ巨大地震の震源域の真上にある世界一危険な浜岡原発が、さらに事故を起こしやすくなると指摘しました。

 巨大地震の震央地にあっても再稼働審査の対象になる辺りは何とも釈然としません。
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世界一危険な浜廃炉に 原発なくす静岡の会宣伝
                       しんぶん赤旗 2023年6月16日
 浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会(原発なくす静岡の会)は11日、静岡市葵区で月例のイレンアクション宣伝をしました。9人が参加し、「岸田政権の新・原発推進政策の撤回を求める全国署名」を呼ぴかけると、岸田政権の暴走を批判する反応がありました。
 林克代表らは、原発推進等5法は運転期間を60年、70年超さえ可能とする仕組みで、南海トラフ巨大地震の震源域の真上にある世界一危険な浜岡原発が、さらに事故を起こしやすくなると指摘。「政府の原発推進を世論の声でやめさせていきましょう。政府が唯一停止した浜岡原発は再稼働を許さず廃炉にさせよう」と訴えました。
 署名した77の男性は、「原発政策をめぐってはウソばかりで危険です。軍事費増額も進められているが、あらゆることで国民に説明がたりない。税金をどんどん上げ、国民に危険を招くことは許せません。頑張って」と話しました。
 80歳の女性は、「原発事故がおこったら、その土地に住めなくなる。福島原発事故では、関連死した人たちもいる。私の父は戦争に動員されて亡くなりました。国の勝手な政策により、人を不幸にするようなことがあってはいけません」と署名しました。
 このほか「他に電気をつくる方はある。危険な原発はなくすにこしたことはない」という声がありました。