2023年6月10日土曜日

柏崎刈羽原発 2月にタンクローリーが許可なく入構ほか

 東電は柏崎刈羽原発で協力企業の社員2人が刃物などの危険物を持ち込む際に必要な許可証の期限を書き換えて入構しようとしたと発表しました。
 また今年2月危険物に指定された軽油700リットルを積んだ協力企業のタンクローリーが許可を得ずに入構していました。業者はそうした手続きが必要なことを知りませんでした。何故そうしたルールが徹底していないのか不思議です。
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柏崎刈羽原発で協力企業社員の不祥事相次ぐ 許可証の期限改ざんし危険物持ち込む【新潟】
                        UX新潟テレビ21 2023/6/9
2月にはタンクローリーが許可なく入構
 東京電力は柏崎刈羽原発で協力企業の社員2人が刃物などの危険物を持ち込む際に必要な許可証の期限を書き換えて入構しようとしたと発表しました。
 今年4月、協力企業の社員が作業用のカッターなどを持ち込むのに必要な許可証の期限が切れていたことから、日付を書き換えて入構しようとしました。別の協力企業の社員は草刈り機を持ち込むための許可証の期限が切れていて、日付を書き換えていました。いずれも原発に入る前に警備員が気づきました。
 また、今年2月危険物に指定された軽油700リットルを積んだ協力企業のタンクローリーが、許可を得ずに入構していたことも分かりました。協力企業は軽油を原発に持ち込む時に手続きが必要と認識していませんでした。
 東電は協力企業などにテロ対策や物品搬入のルールを徹底するよう求めました。

  動画 またも原発で不祥事 協力企業社員が入構のための「許可証」を改ざん