東電が、柏崎刈羽原発と東電本社で核物質防護に関する秘密の管理に手順から外れた取り扱いがあったとして、原子力規制庁に2件の事案を報告しました。
核物質を守るため外部には出さない事柄が盛り込まれた「核物質防護秘密文書」の取り扱いを巡り、何らかの手順の誤りがあったものとみられます。
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東京電力、柏崎刈羽原発と本社で秘密管理の手順誤り2件 組織的問題は否定…原子力規制庁が管理状況を検査
新潟日報 2025/8/27
東京電力が、柏崎刈羽原発と東電本社で核物質防護に関する秘密の管理に手順から外れた取り扱いがあったとして、原子力規制庁に2件の事案を報告していたことが26日、分かった。規制庁が管理状況などの実態を調べている。東電と規制庁はいずれも新潟日報社の取材に対し、「テロ対策の観点から、詳しい内容は言えない」としている。
2事案は、20日に非公開で行われた原子力規制委員会の会合で示された。
規制庁によると、東電が6月12日と17日にそれぞれの事案を規制庁へ報告。核物質を守るため外部には出さない事柄が盛り込まれた「核物質防護秘密文書」の取り扱いを巡り、何らかの手順の誤りがあったとみられ、規制庁が管理状...
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