国民民主党に所属する連合の組織内議員約10人は31日、「原発ゼロ」に反発し、立憲民主党との合流新党への参加を見送る方針を固めました。
今後無所属で活動するか、玉木氏らの「分党」側に加わるかどうかを検討することになります。
連合の神津会長は新党を支援する方針で、組織内議員に合流を促していました。
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国民の連合系議員、新党不参加へ 約10人、原発ゼロに反発
共同通信 2020/8/31
国民民主党に所属する連合の組織内議員約10人が31日、立憲民主党との合流新党への参加を見送る方針を固めた。新党の綱領案に明記された「原発ゼロ」に反発する連合傘下の民間産業別労組(産別)の意向を踏まえた。
その他に玉木雄一郎代表ら10人近くが参加しない方針で、新党不参加は合わせて20人近くになりそうだ。連合系議員は無所属で活動するか、玉木氏らの「分党」側に加わるかどうかを検討する。
関係者によると、電力総連やUAゼンセンなど民間産別トップが31日、連合の神津里季生会長に「参加は見送らざるを得ない」と伝えた。約10人のうち大半が参院の比例選出議員となる。
国民産別系、合流新党に不参加
時事通信 2020年8月31日
立憲民主、国民民主両党の合流新党に、国民の産別労組系議員約10人が不参加の見通しとなった。関係者が31日、明らかにした。新党の綱領に「原発ゼロ」が盛り込まれ、支持母体の電力総連などが反発していた。政権交代が可能な「大きな固まり」を目指した新党には打撃となる。
関係者によると、産別労組幹部が31日、連合の神津里季生会長と連合本部で会い、「新党に参加しない」と伝えた。連合は新党を支援する方針で、組織内議員に合流を促していた。