女川原発2号機の再稼働に反対する宮城県内の超党派の女性地方議員でつくる「女川原発再稼働ストップ! みやぎ女性議員有志の会」の設立集会が27日、仙台市であり、県議会と市町村議会の野党系の現職、元議員計61人の会員のうち30人が出席しました。
集会終了後、議員らは青葉区の中心部で再稼働反対をアピールしました。
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街頭で原発ゼロ訴え 女川再稼働ストップ女性議員の会
河北新報 2020年09月28日
東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に反対する県内の超党派の女性地方議員でつくる「女川原発再稼働ストップ!みやぎ女性議員有志の会」の設立集会が27日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台であった。再稼働阻止に向けて結束を強め、原発ゼロを訴える方針を確認した。
県議会と21市町村議会の野党系の現職、元議員計61人の会員のうち30人が出席。呼び掛け人の一人の福島一恵県議が設立経緯を説明し、「再稼働をストップするために、粘り強く頑張っていく」と決意を述べた。
女川2号機の再稼働を容認する陳情を賛成多数で採択した女川町、石巻市両議会の議員もあいさつ。「広域避難計画に疑問を抱えながら賛成を決めた議会は思考停止の状態」「今こそ政治を変えなければいけない」などと呼び掛けた。
集会終了後、議員らは青葉区の中心部で再稼働反対をアピールした。有志の会は今後、県内各地で住民との意見交換会や有識者を交えたシンポジウムを実施。東北電力と協議の場を設ける計画も立てる。