2020年9月27日日曜日

柏崎刈羽原発再稼働 梶山経産相地元へ丁寧な説明尽くす と

柏崎刈羽原発再稼働 地元への丁寧な説明尽くす 梶山経済産業相 
                     NHK NEWS WEB 2020年9月25日
東京電力が再稼働を目指す新潟県の柏崎刈羽原子力発電所の、原発の管理手順などをまとめた「保安規定」の内容を原子力規制委員会が了承し、再稼働の是非に向けた地元自治体の判断が焦点となる中、梶山経済産業大臣は25日の会見で、再稼働を進めるうえでは地元の理解が重要だとして、丁寧な説明を尽くす姿勢を強調しました。
柏崎刈羽原発について原子力規制委員会が今月23日、保安規定の内容を了承したことで、7号機については規制の手続きがほぼ終了し、今後、再稼働の是非を巡っては地元自治体の判断が焦点となります。
これについて梶山大臣は「法令上の手続きが継続中で、私の立場からコメントすることは差し控える」としたうえで、「原発はいかなる事情より安全が最優先し、原子力規制委員会によって新規制基準に適合すると認められたもののみ、地元の理解を得ながら再稼働を進めるのが政府の方針だ」と述べました。
そのうえで、「エネルギー政策における原子力の意義を含めて丁寧な説明を尽くしていくとともに、避難計画についても関係自治体と連携しながら策定を支援するなど、必要な取り組みをしっかりと進めていく。事業者も政府も一体となって、しっかりとやっていきたい」と述べ、地元の新潟県などに対して丁寧な説明を尽くしていく姿勢を強調しました。