2021年12月19日日曜日

浜岡原発の津波高は最大22.5m 中電が規制委に報告

 17日原子力規の審査会合で、中部電力は浜岡原発の想定する最大津波高を現在の防波壁を超える225mとして(正式に)報告しました。建設済みの防波壁海抜22mなので、「最大津波高さ+余裕分」に変更する必要があります。

 今後原子力規制委が基準となる津波の高さを決定します。
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浜岡原発の最大津波高は防波壁超える22.5m 中部電力が原子力規制委員会に報告
                          テレビ静岡 2021/12/17
静岡県の浜岡原子力発電所の再稼働にむけた原子力規制員会の審査会合で、中部電力は想定する最大の津波高を現在の防波壁を超える22.5mとして提出しました。
今後妥当性について判断されることになり、津波対策への対応が注目されます。
17日都内で開かれた原子力規制委員会の審査会合で、中部電力は浜岡原発についてより厳しい条件で津波を想定した場合、高さは最大22.5mになると報告しました。
津波対策として建設された海抜22mの防波壁を50cm上回っています。
17日の会合では委員から、内閣府のモデルなどとの算出方法の違いをより詳しく説明するよう求める声が上がりました。
今後会合での議論を経て、原子力規制委員会が基準となる津波の高さを決定します。
追加の対策については、中部電力は「基準津波が確定していないため申し上げる段階にない」としています。