2021年12月11日土曜日

英国が輸入規制撤廃へ着手

英国が輸入規制撤廃へ着手 原発事故後の日本産食品

                            共同通信 2021/12/11
 農林水産省は10日、英国政府が東京電力福島第1原発事故後の日本産食品に対する輸入規制撤廃に向け、国内手続きに入ったと発表した。健康へのリスクを評価した結果、撤廃しても英国の消費者に影響はないと判断した。来年2月までパブリックコメント(意見公募)を実施し、大きな異論がなければ来春にも撤廃される見通しだ。
 撤廃対象は福島のキノコ類や、カツオなど一部の水産物、柿のほか、宮城のキノコ類、タケノコなど計9県の延べ23品目に及び、現在は放射性物質の検査証明書添付が求められる。同品目について、9県以外で生産、加工された場合の産地証明書も不要となる。