2020年9月2日水曜日

福島県検討委が小中高校生と保護者に甲状腺学校調査でアンケート

 これまで児童らの甲状腺検査でどんなにガン患者の増加が確認されても検討委は一貫して原発事故との関係はないとしてきました。
 その検討委が学童たちが検査を受ける選択の自由が担保されているかなど学校検査の現状を分析するためのアンケートを実施するということです。どういう意図からなのかも含めて注目されます。
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保護者ら意見聞き取りへ 甲状腺学校調査、子どもアンケートも
福島民友 2020/9/1
 (福島)県は31日、県内全ての子どもを対象とした甲状腺検査を巡り、小、中学校と高校で行われている学校検査に対する保護者らの認識を調査することを決めた。検査を受ける選択の自由が担保されているかなどについて聞き取る考えで、保護者らの意見から学校検査の現状を分析する。

 同日に福島市で開かれた原発事故の健康影響を調べる県の「県民健康調査」検討委員会で、星北斗座長(県医師会副会長)が提案し、了承された。次回の検討委で聞き取りする保護者の規模や具体的な手法、実施時期を決める。子どもたちにもアンケートを実施する方向で調整する。