全町避難を余儀なくされた福島県大熊町は4日、大熊町役場の本庁舎エントランスホールで12年ぶりに文化展を開幕しました。文化展には避難先などで町民が作った手芸や陶芸、絵画などの力作約140点をそろえました。10日までの開催です。
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大熊に戻ってきた「文化展」 12年ぶり、震災前の催し資料も展示
福島民友 2022/11/5
福島県大熊町の文化展は4日、大熊町役場の本庁舎エントランスホールで開幕した。同町は東京電力福島第1原発事故で全町避難を余儀なくされ、町内での文化展の開催は12年ぶりとなった。
文化展には避難先などで町民が作った手芸や陶芸、絵画などの力作約140点をそろえた。また会場には、原発事故前の大熊町の催しや祭事にまつわる資料も展示され、訪れた人が懐かしそうに見入っていた。
10日までの開催だが、6日は休展。開催時間は5日が午前10時～午後3時、7～9日は午前9時～午後5時、10日は午前9時～午後3時。問い合わせは大熊町教育総務課（電話0240・23・7194）へ。
