2022年11月13日日曜日

13- 双葉町 一部エリアの避難指示解除から約2か月 町の今は

 双葉町はこの夏ようやく一部のエリアで避難指示が解除されましたが、町民へのアンケートで「戻りたい」と回答したのはわずか1割ほどです。

 そんななか 小泉良空みくさん25)は。双葉町へ移住する人たちを支援する仕事などを始めました。小泉さんは語り部の活動もしています。一部のエリアで避難指示が解除されてから約2カ月が経った双葉町小泉さんはある変化を感じたといいます。それは・・・
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双葉町 一部エリアの避難指示解除から約2か月 町の今を取材【福島県】
                        福島中央テレビ 2022/11/11
福島第一原発事故後11年以上もの間、その地で暮らす住民がゼロだった双葉町。
この夏ようやく、一部のエリアで避難指示が解除されましたが、町民へのアンケートで「戻りたい」と回答したのはわずか1割ほど
厳しい現実がのしかかる街で、特別な思いを持って活動している女性がいます。
小泉良空(こいずみ みく)さん、25歳。
大熊町の出身で、双葉町へ移住する人たちを支援する仕事などを始めました。
また、小泉さんは語り部の活動もしています。
希望する人がいれば町内を歩きながら案内し、双葉町の現状を伝えています。
一部のエリアで避難指示が解除されてから、約2カ月が経った双葉町。
この間、小泉さんはある変化を感じたといいます。
小泉さんは「最近は、住民の待ち合わせや日常会話、そういう風景を身近で見られるようになった。普通だけど特別で貴重だなという瞬間が沢山あった」とこの2か月を振り返りました。
少しずつですが、住民たちの日常を取り戻していくことが、復興への一歩と小泉さんは考えています。
小泉さんは「何も気にせず過ごせる日がまた来たら良い。不安もあるが誰かと一緒に(賑わいを)作っていきたいと前向きに考えている」と復興への思いも語ってくれました。