原子力規制庁は、本来は規制されている原発の上空を航空機が飛行する事案が2016年4月以降の約3年半で計57件あったと明らかにしました。
原発が休転中であっても、核燃料保存プールなどに航空機が墜落すれば放射能大量放出などの大惨事を引き起こす惧れがあります。
飛行禁止を徹底する必要があります。
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原子力施設上空の飛行57件 ヘリや戦闘機など、本来は規制
共同通信 2019/11/20
原子力規制庁は20日の衆院経済産業委員会で、本来は規制されている原子力関連施設の上空を航空機が飛行する事案が、2016年4月以降の約3年半で計57件あったと明らかにした。大半はヘリコプターや軽飛行機だったが、戦闘機が飛んだケースもあった。
うち原発では東北電力東通(青森県)が10件と最多で、16年8月には戦闘機2機が原子炉建屋周辺の上空を旋回した。三沢基地所属の可能性があるが自衛隊機か米軍機かは不明という。
梶山弘志経産相は委員会で「一つ間違えば大変な事になる。防止策を考えたい」と述べた。共産党の笠井亮氏への答弁。