2019年11月18日月曜日

柏崎刈羽原発 五輪期間作業停止

 東電は来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中、テロ対策の一環で柏崎刈羽原子力発電所での作業を行わないなどの対応をとることになりました。
 大会期間中は外国からの人の移動も活発になることから、国内でテロのおそれが高まることが考えられ、原発でのリスクを少しでも減らすためなどとしています。

 これは原発はたとえ長期間停止中であっても、テロに対しては極めて危険なものであることを示すものです。
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柏崎刈羽原発 五輪期間作業停止
NHK NEWS WEB 2019年11月17日
東京電力は来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中、テロ対策の一環で柏崎刈羽原子力発電所での作業を行わないなどの対応をとることになりました。

新潟県にある柏崎刈羽原発では現在、再稼働に向けて6号機と7号機を中心に安全対策の工事が進められています。
これについて、東京電力は、来年の東京オリンピックの期間中は、すべての作業を行わないことを決めました。
また、パラリンピックの期間中は溶接など火を使う作業を原則、行わないということです。
理由について東京電力は、大会期間中は世界の注目が集まり人の移動も活発になることから、国内でテロのおそれが高まることが考えられ、原発でのリスクを少しでも減らすためなどとしています。
また、廃炉の作業や手続きが進む福島第一原発と福島第二原発でも、溶接などの作業を制限するなどの対応をとる方針だとしています。
このほか東京電力では、大会期間中の停電のリスクを減らすため、送電や配電の作業の一部を見合わせるということです。