関電役員ら告発に参加募る、福井 金品受領問題で市民団体が集会
共同通信 2019/11/16
関西電力役員らの金品受領問題で、役員らの刑事告発を目指す市民団体「関電の原発マネー不正還流を告発する会」が16日、福井市で集会を開き、出席者約30人に告発への参加を呼び掛けた。既に800人以上が参加しており、最終的に千人以上を集めるとしている。
同会によると、告発の対象は関電の八木誠前会長や岩根茂樹社長ら、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から金品を受け取っていた20人。同社発注の原発関連工事費の一部が森山氏を通して還流し、会社に損害を与えた特別背任罪などに当たる可能性があると指摘している。年内に大阪地検か東京地検に告発する方針。