2019年11月23日土曜日

柏崎刈羽原発、避難経路上の扉14カ所開放できず

 柏崎刈羽原発1、2、4号機の原子炉建屋などで、避難経路上の扉計14カ所が、密閉されたまま開放できない状態になっていたことが分かりました
 9カ所は外部に面した扉で、浸水対策としてドアの隙間を埋める処置をしたため開けない状態になっており、残り5カ所は内部の扉で、気密性を高める目的で実施した処置が原因でした
 東電は外部に面した9カ所は開けるようにし内部の5カ所は避難経路の見直しなどで対応するということです。
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原発、避難経路上の扉開放できず 柏崎刈羽、14カ所
共同通信 2019/11/22
 東京電力は22日、柏崎刈羽原発(新潟県)1、2、4号機の原子炉建屋などで、避難経路上の扉計14カ所が、密閉されたまま開放できない状態になっていたと発表した。建築基準法や消防法に抵触するといい、東電は避難経路を確保する対策を取る。

 東電によると、14カ所のうち9カ所は外部に面した扉で、2011年3月に起きた東日本大震災を受け、浸水対策としてドアの隙間を埋める処置をした結果、開けない状態になっていた。
 残り5カ所は内部の扉で、気密性を高める目的で実施した処置が原因。東電は外部に面した9カ所は開けるようにしたほか、内部の5カ所は避難経路の見直しなどで対応する。