島根、鳥取両県は17年に、中国地方5県のタクシー協会と、原発事故時の福祉タクシーによる緊急輸送に関する協定を結んでいます。
9日に行われた島根原発避難訓練で、今回初めて車いすのまま乗れる福祉タクシーを使った5キロ圏の要支援者避難の訓練を行いました。
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福祉タクシーで原発事故避難訓練 島根、要支援者に対応
共同通信 2019/11/9
全国で唯一、県庁所在地にある松江市の中国電力島根原発2号機(82万キロワット)で、大地震による重大事故が起きたと想定した政府の原子力総合防災訓練の2日目が9日、実施された。車いすのまま乗れる福祉タクシーを使った5キロ圏の要支援者避難のほか、政府が原子力緊急事態宣言を出したのを受け、5キロ圏の住民が避難を開始。
島根、鳥取両県は2017年、中国地方5県のタクシー協会と、原発事故時の福祉タクシーによる緊急輸送に関する協定を結び、実際の訓練は初めて。
9日は松江市鹿島町地区で、福祉タクシーを使い模擬の要支援者を放射線防護施設から運んだ。