原子力規制委、初のテレビ審査 東京都内と青森・六ケ所村を結び
共同通信 2020/4/14
原子力規制委員会は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレビ会議による審査会合を初めて開いた。東京都内の規制委と青森県六ケ所村の日本原燃を結び、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場について、火災対策などを議論した。
規制委の会議室に、田中知委員と事務局の原子力規制庁職員の計8人が互いに2メートル程度離れて着席。普段は原子力事業者が向き合うように座るが、この日は大型モニターを置いて青森にいる原燃の担当者を映した。同時に規制委側をカメラで撮影し、原燃側に伝えた。
会合の様子は従来通り、インターネットで生中継した。