高浜原発で男性会社員重傷 脚立から転落、配管の点検中
東京新聞 2020年4月12日
11日午後4時15分ごろ、関西電力高浜原発1号機(福井県高浜町)のディーゼル発電建屋内で、配管の点検をしていた協力会社の会社員今泉真一郎さん(61)=おおい町=が高さ1・4メートルの脚立から転落した。今泉さんは骨盤の骨を折る重傷。
小浜署と関電によると、建屋内では当時、安全対策工事が行われていた。同署が詳しい状況を調べている。
県内にある関電の原発では昨年9月以降、トンネル内で作業員が一酸化炭素(CO)中毒になるなど労災事故が相次いでおり、先月には高浜原発で作業員が車両にひかれ死亡する事故もあった。(共同)