2020年4月22日水曜日

反原発団体が 感染終息まで原発停止要請

 九州電力の玄海原発では、工事関係者の男性が新型コロナウイルスに感染したため現在九電社員などを含む約300出勤停止になっています。
 それに関連して反原発団体「さよなら原発! 佐賀連絡会」は九州電力と佐賀県に、原発運転員らが集団感染すれば、事故発生時に適切な対応が取れないとして、感染終息まで玄海原発を止めるよう求める要請書を提出しました。
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<新型コロナ>反原発団体が原発停止要請 「感染終息まで」
佐賀新聞 2020/4/21
 反原発団体「さよなら原発! 佐賀連絡会」(豊島耕一代表)は九州電力と佐賀県に、新型コロナウイルスの感染終息まで玄海原発を止めるよう求める要請書を提出した原発運転員らが集団感染すれば、事故発生時に適切な対応が取れないと指摘している。
 要望書では、運転員や保守点検を担う社員らが感染した場合、人員不足でトラブルが起きやすくなると主張した。原子力災害が発生した場合、避難所での感染症対策も難しいと訴えた。
 感染防止のため、九電や県庁は訪れず、19、20日にそれぞれメールとファクスで要請書を送った。集団感染が起きた場合の対処方法を電話で尋ね、重大事故などに対応する人員計52人が確保できない状況になれば、運転を停止すると説明を受けた。