関西電力が東日本大震災後の赤字でカットした役員報酬の一部や、元助役森山栄治氏から金品を受領した元副社長の税負担分を補填した問題で、市民団体「関電の原発マネー不正還流を告発する会」は1日、前会長らに対する特別背任や業務上横領の容疑で15日に大阪地検に告発すると明らかにしました。会のホームページで告発人の募集を始めました。
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市民団体が関電補填問題で告発へ 前会長ら特別背任、横領の疑い
共同通信 2020/4/1
関西電力が東日本大震災後の赤字でカットした役員報酬の一部や、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から金品を受領した元副社長の税負担分を補填した問題で、市民団体「関電の原発マネー不正還流を告発する会」は1日、八木誠前会長らに対する会社法違反(特別背任)や業務上横領の容疑で15日、大阪地検に告発状を提出すると明らかにした。告発する会のホームページで告発人の募集を始めた。
関電によると、赤字でカットした18人分の役員報酬のうち、約2億6千万円を退任後の2016年7月から19年10月にかけて補填。15年に当時の森詳介会長、社長だった八木氏が決めた。