2019年9月21日土曜日

市民団体が市長の大阪湾へのトリチウム水放流発言に抗議 

 松井一郎大阪市長が福島第1原発のトリチウム汚染水を大阪湾で放出する可能性に言及したことに抗議する市民団体が20日、市役所で記者会見し「放射能汚染を拡散すべきでない。国から要請もない段階での発言自体、理解できず、暴挙を止めたい」と訴えました
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大阪湾への原発処理水放出に抗議 「暴挙止めたい」市民団体
共同通信 2019/9/20
 松井一郎大阪市長が東京電力福島第1原発の放射性物質を含む処理水を大阪湾で放出する可能性に言及したことに抗議する市民団体が20日、市役所で記者会見した。呼び掛け人のジャーナリスト木下黄太氏は「放射能汚染を拡散すべきでない。国から要請もない段階での発言自体、理解できず、暴挙を止めたい」と訴えた。
 
 木下氏がSNSで反対の声を上げようと促し、弁護士や医師、元大学教授ら約250人が参加して「大阪湾に放射能汚染水を放出させない会」を結成した。会見に先立ち「大阪湾は閉鎖水系で、汚染が湾内で滞留する可能性が否定できない」などとする市長宛ての申し入れ書を提出した。