2023年2月26日日曜日

泊原発 北電12月までに再稼働申請の説明を終了と

 泊原発3号機の再稼働に関しては、地震・津波・火山のそれぞれの影響と、防潮堤の安全性の4つの項目が焦点となっています。北電は24審査会合で、これまで審査に必要な説明を今年9月までに終了したいとしていましたが、説明終了時期を今年12月までとする新たなスケジュールを示しました。
 「基準津波」の説明で、地震による津波・地滑りなどの組み合わせについての分析が時間を要していることなどを理由の1つとして挙げています。
 3号機は12年5月に停止してからまもなく10年になります。
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【泊原発の説明】長期化の原子力規制委員会・審査会合 12月までの説明終了予定を示す 北海道電力
                       STVニュース北海道 2023/2/25
2012年5月から運転を停止している泊原子力発電所3号機について、北海道電力は再稼働に向け、原子力規制委員会の審査会合が続いています。
この審査会合では、地震・津波・火山のそれぞれの影響と、防潮堤の安全性の4つの項目が焦点となっています。
北海道電力は、2月24日に開催された審査会合で、これまで審査に必要な説明を今年9月までに終了したいとしていましたが、3か月延ばし、説明終了時期を今年12月までとする新たなスケジュールを示しました。
北海道電力では、津波対策の目安となる「基準津波」の説明で、地震による津波・地滑りなどの組み合わせについての分析が時間を要していることなどを理由の1つとして挙げていて、説明時の論理構成などを改善して対応したい考えを示しました。
現在、泊原発は3基すべてが停止中で、2013年7月から始まった審査会合は長期化し、まもなく10年になります